ふじろ(はっひょい)が自己満足するためのなにか

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【ドライブ】うまいものを食べるために県境を越えて行け

 

友人が車を買い替えたので、運転の感覚や乗り心地を確認したからドライブに付き合えとか誘われました。

行きたい場所を聞かれたので渋峠(R292)をリクエストしましたが、日帰りできないからと却下されました。

そのかわり、山梨県くらいまでならいいですよとのことだったので、夏にしか食べられない幻の銘菓を求めて韮崎に向かうのでありました。

 

~目次~

  • 旅の目的
  • ざっと行程
  • 感想とか

 

【旅の目的】

冒頭でも述べましたが、友人としては買い替えた車の様子を確認したいというのがあったと思います。

しかしわたしはペーパードライバーにして、免許を返納したいレベルで運転が嫌な人間、そして運転席以外に乗車して景色を見たりするのは大変大好きな人間。

ただ景色を眺めるだけでも十分楽しめるのですが、せっかくならおいしいものを頂きたいと思いました。

そこで、毎年6月~9月の金・土・日・祝限定で金精軒で販売される人気の「水信玄餅」と、静岡のローカルソウルフード、さわやかの「げんこつハンバーグ」を食べましょうということになりました。

また、どうせなら最近全線つながったらしい、中部横断道路を通りたいというわがままも叶えてもらうことにしました。

 

【ざっと行程】

6:15頃 自宅を出発

7:00過 某ICから中央自動車道に入る 途中藤野PA、釈迦堂PAにて休憩

8:40頃 金精軒韮崎店に到着 行列に並ぶ

9:15頃 水信玄餅購入 道の駅にらさきにて頂く

10:30頃 武田神社を参拝

11:30頃 甲府駅構内散策 休憩

12:30頃 甲府駅前を出発し、中部横断自動車道経由、清水へ向かう

15:00頃 東海大学海洋科学博物館を見学

17:15頃 炭焼きレストランさわやか静岡池田店にてげんこつハンバーグを頂く

19:30頃 東名高速道路で自宅方面へ 途中富士川SAにて休憩

 

【感想とか】

今回の行程、充実しすぎていました。

400kmくらい車で移動してます。

運転は任せっきりでした。友人氏ありがとう、お疲れさまでした。

 

まず金精軒の水信玄餅ですが、とても美味しかったです。

初体験の友人がとても驚きながらおいしそうに食べていたので、紹介してよかったなと思いました。

5,6年前にも食べたことあるんですが、当時よりも行列が短く、開店20分前の訪問にもかかわらず、9組目で商品を受け取ることができました。

値段ですが、値上がりして500円(税抜)になっていましたが、以前の300円(税抜)が安すぎたので適正価格だと思います。

 

次に東海大学海洋科学博物館ですが、めちゃくちゃ面白かったです。

駿河湾を研究フィールドにしているため、駿河湾に生息している海の生物が展示されていました。

巨大な水槽に様々な生物が展示されている、まるであつまれどうぶつの森の博物館のような展示場があったり、

クマノミの稚魚やえさの育成所が公開されていたり、

船自体に動力を搭載せず波の力で進む船や、海の生物を模したロボットが展示されていたり、

大変充実した博物館でした。

個人的には、ラブカの解説箇所が面白かったです。

9月に閉館されてしまうようで、とても残念ですが、閉館前に見学できたのでよかったとしましょう。

 

最後にさわやかのげんこつハンバーグです。変わらず美味しかったです。

今回は5組程度の待ちだったため、整理券をとってすぐ店内で待てました。

久しぶりのさわやかだったため、オニオンソースをかけてもらうベーシックな食べ方をしました。

会計時にもらう口直しの薄荷キャンディも好きなのですが、それも変わらず美味でした、満足満足。

 

そんな感じで、かなり無茶な工程でしたが、やりたいことを全部できたし、水族館にも行けたし、大満足な旅でした。

 

p.s.

車の中でクラシック聞くにあたって、音量調整とっても難しいですよね…

ドボルザーク交響曲第9番新世界より」とカプースチンの8つの演奏会用エチュードを流してもらいました。

特に前者に関しては強音部と弱音部との音量差が激しいため、「きこえねえええええええ!!!!!!」とか「うるせええええええええ!!!!!!!!!」とか叫んで盛り上がってました。

カプースチンの曲は音量が比較的安定してて聞きやすかったです。まあそうか。

そもそもクラシックを車で流してくれる友人が貴重で大変ありがたい。

みんなもっとクラシックたのしく聞いてほしい。

 

あと、中部横断自動車道の感想も忘れてましたね。

甲府付近は360度山に囲まれてるのに周辺だけ見晴らしのいい景色で、富士山も見えて絶景でした。

一度トンネルに入ると圧倒的トンネルの割合でげんなりしてしまいますが、途中で時々富士川と周辺の集落の景色が見えるとなんだか解放される気持ちになります。

清水の手前、5kmの長いトンネルを抜け、雄大JCTにうっとりしていると、突如視界が開けて、清水の港町と海が見えて、疲れとか眠気とかストレスとかが一気になくなるような、心が現れるような経験ができます。

その景色を見たいがために長いトンネル区間を耐える甲斐があったと思います。

またあの景色を見たいです。

 

とにかく(主に運転してくれた友人が)過酷な旅でしたが、とても楽しかったです。

今度は金精軒とさわやかは別日に行きましょうね。

あと、今度は渋峠に連れてってください。